切らない・傷が残らない多汗症治療

私たちの体にメスを入れるということはそれなりの勇気が必要です。
多汗症治療においては「手術を用いて多汗症を治療する方法」が勧められることがあります。
しかしこれは本当に最善の方法といえるのでしょうか。

即効性や確実性は高い

手術はその即効性や確実性はとても高いものです。
なぜならば、汗がたくさん出てくる原因となる神経や体の器官に直接アプローチする治療法であるからです。
すぐにでも治したいとか、重症の多汗症であるという場合には手術が功を奏すケースが多いといわれています。

体への負担は大きい

けれども、手術は体にメスを入れなおかつ今まで異常を起こしてはいたけれど質的異常では無く量的異常を起こしていたところを治療するわけですから体への負担はとても大きいものになります。
もちろん手術が終わったあとに取り残しがあるというリスクも背負わなければなりません。

傷跡が残るという欠点はどうしようもない

また、手術の最大の欠点はメスを入れた傷跡が残ってしまうということです。
これはメス以外の方法で体の内部へアプローチできる方法が開発されない限り解消されない欠点です。
上手な医師はなるべく傷跡が残らないように最小限の切開で手術を行うといわれますが、終わったあとの傷跡が残るという事実には変わりありません。

女性にとってみたら辛いかも

このように手術は必ずしも最善の治療法とはいえません。
特の女性にとってみたら辛いものですから、ボトックス治療や薬品塗布による治療を最初に検討するのがよいのでは無いでしょうか。
どちらも肌へのダメージを最小限に抑えながら、適切な多汗症治療を行うことが出来るからです。
どんな治療法がよいかはお医者さんと相談しながら決めましょう。

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