汗は私たちの体から自然と出てくる生理現象の一つです。
体温調整とか体の排泄物を体外へ出すというような機能を持っていますが、多汗症になってしまいますと余分な汗ばかり出てきてしまいます。
生理現象が原因となって私たちの生活を困らせるのですね。
ボトックス注射や薬物療法
多汗症を治療するに当たっては、ボトックス注射や薬物療法が人気です。
患部を切開すること無く、傷や跡を残さずに治療できるため手術よりもお手軽といえますね。
体の内面に直接アプローチしたって、多汗症は理論上治せるわけです。
私たちの生活は大丈夫?
しかし、これで多汗症を治したとして本当に大丈夫なのでしょうか。
生理現象たる汗がたくさん出てくるということは、もしかしたら私たちの生活にも原因があるのかもしれません。
日頃の生活改善から始めることだってあり得る
事実、多汗症になる原因として私たちの生活習慣にあることも多いのが事実です。
例えば食べ物のバランスが乱れていて毎日インスタント食品とか、加工食品というのはよくありません。
それ以上に、生活リズムがばらばらという人はストレスや交感神経が高ぶりやすい状況にあるため知らぬ間に多汗症になってしまうということも多いのです。
医師の言うことに耳を傾けよう
多汗症治療と共にもしかしたら医師から「生活習慣をもっと改善しなければ多汗症を根本的に治すことは出来ませんよ」といわれるかもしれません。
確かに医師の言うことは正論で耳の痛いことの方が多いのですが、ここはぐっとこらえて医師の言うことを聞き入れましょう。
もちろん会社や仕事で自分の思い通りにならないこともあるでしょう。
しかし、生活習慣を変えるという気持ちを持っていないといつまで経っても変化は訪れませんよ。
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